今回は、いつものなんとなく関わる日常の中で意識すると人付き合いが非常に緩和されるスキルや考え方をご紹介していきたいと思います。
私事ではありますが、今から20年前になりますが、一人の人間としまして営業の仕事で様々な職種の方々と数えきれないほど関わりました。会社内では5年目あたりからマネージメント職務も担当させて頂き、時には諸先輩方のアドバイスをする事もしばしばありました。
そういった時には、そのシーンやポジションが違えば意思疎通をその都度変えるよう意識してきました。その他にはマルチ紛いの副業もチャレンジする機会があり、オーソリティーやマーケティング力に関係する書籍を買い読み漁りました。
そのお陰で、真の意味でのコミュニケーション力が、私自身の最大の強みと誇りを持てるまでにある面では成長しましたので、是非少しでも役に立って頂けますと幸甚です。
ネットワークビジネスの◆ABCは効果的な説明の為のフォーマット
皆様、ネットワークビジネスmlmのマーケット用語のABCというフレーズをご存知でしょうか。
ABCとは何の略か、A：アドバイザー（Adviser）、B：ブリッジ（Bridge）、C：クライアント（Client）または（カスタマーとも言います）のフォーマットで、A：アドバイザー→C：クライアントに助言やら説明をするスタイルのことを言います。
ネットワークビジネスmlm業界では何の変わり映えもない方策です。ひと昔前に、高校時代の友人や知人、極最近心の扉を開けられた方から「いい仕事内容を知っている人がいるから／○○に関し詳しい人がいるから確かめてみない招待するから」と誘われたら、実はそれはまぎれもなくネットワークビジネス（MLM）やマルチまがいか或いはなにかしらのお誘いですね。
人生は、何事に於いても勉強だ！良い経験だ！とその人の話に聞き入っても良いのですが、くれぐれも泥沼にだけは心を奪われる事の無い様にお気をつけ下さい。
話が剃れてしまいましたが、ブリッジ＝Bさん（橋渡し役）にアドバイザー＝Aさん（説明者）とクライアント＝Cさん（お客さん）をそれぞれに紹介して行う、必要最低限の人数（3人）の趣旨説明というスタンスなんです。Bさんは2人ともお知り合いで、AさんとCさんは、初対面です。
◆T-UPとは縁もゆかりもない人に向かってのブランド力強化！
T-UPとはB：ブリッジさんがA：アドバイザーさんを凄い人だと言う様に持ち上げる事で、C：クライアントさんに「A：アドバイザーさんに是非お会いたい・話を実にお聞きたい！」という様に気持ちを高揚させることを指します。
T-UPの名前の由来は、わたしはゴルフをはやらないが、ゴルフにて、ティーペグ（ティー）でボールを持ちあげることで、ボールを手間を掛けることなく打ちやすくなるというところから来ています。
◆T-UPでは影響力も先入観もひっくり返される！超肝要！！
「T-UPって、ただただ偉い人をヨイショと、持ち上げるだけなの？それってホンマ意味あるの？」
と思われた方も多いのではないでしょうか。
こんな場面が、もし有ったとしたらどうでしょうか・・・？
あなたが駅前に店舗を構えたとある足つぼマッサージ屋に行ったとします。
そこで受付の女性の方から、この様に言われました。
「ここに出入りして居るマッサージ師は新人なのですが、ちゃんとしたトレーニングも受講しておりますので多分大丈夫です！」と紹介されたとしましょう。
施術が始まるや否や、異様な独特なしかも悲痛な痛みが走ったとします。今まで自分自身が過去に受けた事のない悲痛の痛みで、ギリギリ耐えられるレベルの痛みがもし続いたとします。
この様な状況下であれば、あなたは恐らくこう思い描いたのではないでしょうか。
「このマッサージ師は超ヤバイぞ！そんな奴を急遽出してきたこの店舗はもっとヤバイかも！もう2度とこの店舗に絶対来るもんか」と。
この状況下は、お分かりですか・・・？揉み療治師の治療技能が不足しているのでは決して無いのです。マッサージ師をご案内する受付嬢＝B（ブリッジ）さんの告知した内容があからさまに欠乏しているのです。
それでは、今度は受付嬢＝B（ブリッジ）さんを超優秀な人物に変更してみましょう。
同じ場面で受付の女性方から、
「ここに出入りしているマッサージ師さんはすごく優秀で、いつ来ても予約が埋まっている状況なんです。たまたま偶然にもこの時間帯は空いておりましたので、僅か30分の短い施術ですがどうぞをお楽しみください」
と紹介されたあなたはどう思いますでしょうか。
今まで感じたことのない異様な悲痛な痛みでさえも、一転して「流石一流のマッサージ師さんだよなぁ〜」と実に思えるのではないでしょうか。
施術が終わった後には、心なしか気分も優れ、あたかも体全体が軽くなった様にすら思えるかもしれませんね。
揉み療治師の技能なんて引っくり返してしまう程の圧倒的効き目を発揮させてくれるスキル、これこそがT-UPの極意、偉力なんですよ。このスキルを極めることこそが、このように如何に重要で大切なのか、ご理解頂けましたでしょうか。
◆T-UPする時に際して3つのキーポイントとは？
そんなT-UPを巧みに、しかも器用に扱うキーポイントが、3つ程有ります。 1つずつ、いともたやすく解説していきます。
①嘘をつかない
→あなたの信頼を一瞬で失墜に繋がるので、嘘偽りは絶対に付かないで下さい。現実のみを使って、効果的に実情が映るように第三者に案内するのが需要なポイントです。
事実に基ずくベースで有れば、多少なりとも盛っても大丈夫です。一例ですが、叔父が元プロ野球選手であったとして、ちょびっとだけ1軍の5番等で打っていたのなら「叔父は昔プロでクリーンアップだったんだよ」と言ってしまっても決して差し支えありません。
②言葉だけでなく、行動でも示す
→言葉で第三者を持ち上げてブランディングするのもかなり肝心だと思いますが、それだけでなく行動を伴わせることでより一層強く反響が与えられます。
一例を挙げれば、C：（クライアント）さんをA：（アドバイザー）さんに紹介する際、約束の30分前には集合して一緒にAさんの見えるのを待つ、Aさんの飲み物を事前に調べて聞いておき、予め用意して準備しておく、Aさんがお見えになったら、その際は立って軽く会釈しながら挨拶する、上座にAさんをご案内する等して、
「Aさんから時間が貰える事は非常に貴重で、例え少しでも気を使うのは当然で当たり前」というスタンスを行動でも示す事で、CさんもAさんに対しては、ほんのチョットした事でも敬意を表すようになるものです。
③数字ではなく、リスペクト（尊敬）を伝える
→A：（アドバイザー）さんが横着をすることなく創り上げてきた功績も勿論の事、効果を発揮するのですが、何よりAさんの最も際立つアピールポイントは、B：（ブリッジ）さんのA：（アドバイザー）さんに対するリスペクト（尊敬）に相当します。
自分自身にどのような言葉を話し掛けてくれて、それでどの様な影響を受けて、どの様に自分を変化させてくれたのか、自分自身とのつながりや気持ちを主体にして先だってC：（クライアント）に話しておくと、A：（アドバイザー）さんがより吸い寄せられるかのように感じられやすいです。
先ほどの内容3つに制限を設けてT-UPすることで、A：（アドバイザー）さんの影響力をC：（クライアント）に数倍以上にも増大させることが出来るのです。
◆ABCの注意点！B：（ブリッジ）さんはB：（ブリッジ）さんのままで！
事柄・物事を対話・伝承したり何かを営業マン活動するのに、ABCが実に効き目があることは分かっていただけたかと思います。
それほど意義深いABCだと言えますが、いかなる理由があろうとも間違ってはならない留意事項が一つだけあります。
これについては「BさんがAさんにどんな事情があろうともなろうとしない」ことです。
B：（ブリッジ）さん＝仲介役とは、A：（アドバイザー）さんを引き立ててAさんの影響力を最大化する事が役割であって、C：（クライアント）さんに説明するのは担当の範疇から外れています。
しかし、人はある意味教えたがる生き物です。そこを意識しないと、誰しもがA：（アドバイザー）さんになろうとしてしまうのです。
１つの例としてネットワークビジネス（MLM)のABCの説明した後、B：（ブリッジ）さんがC：（クライアント）さんにお仕事のしくみやメカニズムについて解説を行ったり、A：（アドバイザー）さんの解説に更に盛り込んで何かを意図的に伝えてしまうと、Aさんの話の影響力が遺憾ながら薄まってしまい兼ねません。
B：（ブリッジ）さんは何処までも「A：（アドバイザー）さんの話めっちメチャクチャ分かり易くて良かったな?」のように話すだけにここでは留め、A：（アドバイザー）さんの黒子役に100パーセント徹して下さい。
それがあるので、C：（クライアント）さんに演出する威力等、エンディングを極大化することに繋がります。
◆B：（ブリッジ）さんを極める＝人生の成功者の法則とは・・・？
現在に至るまでネットワークビジネス（MLM)を心臓部パターンとしてご紹介してきましたが、B:（ブリッジ）さんの位置付けとしてのT-UPのノウハウは、生活スタイル広範な環境条件で対応する事が出来ます。
例えば我が子の教育に関する場合。親が子供に何かを身に付けさせ、教えようとしても、親の言う事を一向には聞かないですよね。そこでいよいよ、他人である第三者に登場して貰います。
例えば、とある野球チームの名コーチをT-UPして、「あのちーむのコーチって凄いよなぁ、プロフェッショナルになりたいならば、絶対あの名コーチの言う事を聞くべきだよな」と事前に話しておくと、どうでしょう・・・、極自然と名コーチの言う事を聞くようになります。
さらにダメ押しで、試合後に一口コメント、あくまでもB：（ブリッジ）さんとして「見間違うように上手くなったな！やっぱ名コーチの言うことは間違ってはいないなあ！」等と褒めたりすれば、なお更忠実に練習に励む事に間違いありません。
この事に関しましては、エクササイズと同じ様な物で学業に於いても、受け持ちの先生をきちんとT-UPさえ行なっていれば、お子さんは教師を尊敬の眼差しで見る様になり、学業のカリキュラムに関してもより一層意識を傾けて聞くようになりますヨ。
この事象を別のシーンで例えるならば、恋愛の場面でも使えますよね。今度デートする時に食べるご飯やデートの場所決めや、プレゼントするブランド等を極自然に事前にT-UPしておく事で、彼女の満足度はより一層跳ね上がり、そんな時間を提案し準備までしてくれるあなたの評価も一段と跳ね上がる事請け合いです。
折角同じ時間を一緒に過ごすのなら、より楽しく過ごして欲しいですもんね。 T-UPする事に気合を入れてこれからも有効活用しませんか・・・。
◆まとめ
ネットワークビジネス（MLM)業界フレーズである★ABCは、A：（アドバイザー）Adviser、B：（ブリッジ）Bridge、C：（クライアント）Clientという観点で、A：（アドバイザー）→C：（クライアント）にレビューやアドバイスする形式のことです。
★T-UPは、B：（ブリッジ）さんがA：（アドバイザー）さんを褒め称える事で、C：（クライアント）さんに「A：（アドバイザー）さんに一目お会いしたい・話をお聞きしたい！」というモチベーションにさせる事です。
★T-UPの全貌のクォリティーいかんでは、A：（アドバイザー）さんの影響力がプラス（＋）にもマイナス（－）にもなり得ます。 ★T-UPをする場合の覚えておきたい点は、次に掲げるの３つになります。
- ①戯言をつかない
- ②うわべばっかりでなく行動に於いても示す
- ③記録ではなく崇敬を伝える
を常に意識して下さい。
★B：（ブリッジ）さんがA：（アドバイザー）さんになりきろうとしては決していけません。
★B：（ブリッジ）さんを知り尽くす事で、永久的にあらゆる境遇で効果的に活用する事で、オーソリティーを思い通りにする事が可能となります。
今回、ご紹介しましたT-UPはいかがだったでしょうか・・・？
コミュニケーションと言うものは、実に奥が深いですよね。
T-UPとは、自分の周辺の人々を120％使いこなす生きた技術なのです。これをマスターさえすれば、あなたは周りから珍重される存在になれる事、間違い有りません。なので、是非とも、明日からとは言わず、即日でチャレンジしてみてください。
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